思春期磁石

思春期磁石・・・これをみなさんご存知でしょうか?
この言葉、先週土曜日にわたしが勝手に作りました。ええ。


それはロッキンの帰りのバスを待っているとき。
バスに乗るため、駐車場で並んで待っていたのです。バスを。(ひつけえ)
わたしたちの前には思春期と思われる男子が2人。
どー見ても高校生or中学卒業したばかり。


で、並んで列になったままバス停留所まで案内されたんだけど、
その男子たちの甘酸っぱい生態がおかしくてしょうがない。


斜めがけカバン(キャンパス地)に男子が腰につけてるウォレットチェーンがからまっているらしく、
それを直そうとした矢先に列が動き出してしまったため、
からまりまくって、ものすごい体を斜めったままものすごい歩幅小さく歩く始末。
そんで身動きとれんらしく、横の男子にぶつかりながら移動してて、
もう、後ろに並んでいるわたしからすると、
おまい、もっと早く歩けよ!と。
男子の前列と男子たちの間は開くいっぽう。


そこで思ったのです。なんか思春期の男子って、妙に友達と近くに並んで歩きたがると。
よくサティとかで見る男子は、もう友達と肩がぶつかりながら、歩いている気がしてならないのです。
なんか体もななめってるし。
話すときも顔近い気がするし。
なので、この事象を『思春期磁石』と呼ぶことにしたのです。


あと、思春期男子には特有の『おれ』という発音の仕方があるようです。
ふつうの人の『おれ』は『おれ()』と、特に抑揚もなく言うと思うのですが、
彼らは『お()れ()』と言う気がするのです。


たとえば、お菓子(うまい棒10本)がたくさんあるとします。
ジャンケンで勝ったひとから好きなお菓子を選べるとします。
そこで真っ先に勝ったA君は蒲焼味を手に取り、『おれコレ〜♪』と言ったのです。


そう、このときの『おれコレ〜♪』の『おれ』がまさしく先ほど言った↑↓のイントネーション。
実際発音してお伝えできないのが、非常に残念だ。。
何なのでしょう、この独特さ。


思春期磁石とは、角砂糖のような儚い甘さと塩辛のような大人の風味を持ち合わせた現象で奥深いものですが、
思春期音色(たった今、名づけた)も非常に味わい深いものですね。