izumi and kaoru

20080724

鈴木いづみがもうずっと好きなのですが、
やっと エンドレス・ワルツ というビデオ(そう、ビデオなのです!)を見ました。
出会いは 『いづみ語録』 という鈴木いづみの名言集(って言ったらなんか虚しくて厭だ)。
かれこれ7年前(!)に買ったこの本。
(画像のは写真集の表紙ね)
かつて(中学・高校の頃)は Vita という雑誌を愛読していたのですが、
そこのおススメ新刊ページで目に留まったのがきっかけ。
急いで今は無き松山ラフォーレのヴィレバンに買いにいったなぁ。
この語録を読んで今までのいづみ本を買ったり図書館で借りたりして読みすすめていきました。
だいたい鈴木いづみの見た目からして好き!あのサイケデリックさ!
眉ないし!


話はもどって、このエンドレス・ワルツ。
この映画で描かれている鈴木いづみがなんだか普通で驚いた。
足の小指切ったり・・・と書くと普通ではない!と感じるけど、
普通の考えの人に見えた。
阿部薫にまともなこと言ってたもんな。なんか。
あくまでも個人的な感想ですが、わたしの中で鈴木いづみとはもっといっちゃってる人かと思ってた。(良い意味で)
いづみ役を広田レオナが、阿部薫町田康が演じているのですが、
広田レオナは違うよなぁ。好きだけど。。
確かに阿部薫を演じるのは町田康がいちばんしっくりな気がするのですが、
やはり本から想像していた崩壊具合が映画では軽かった・・・。


でも、ほんとにこの 2人の夫婦生活というのはものすごい興味深い。
もう2人とも生きていないからかな。
色々な興味がわいてくるのです。


というわけで、やはり鈴木いづみの世界はやはり本を読んで、
わたしの心の中で組み立てておきます。


アラーキー鈴木いづみ写真集 『私小説』 がもうずっと欲しいのですが!
アマゾンで 54,000円・・・
MURI!!!!